【トピックス】住宅用ALCパネル(パワーボード)とは?
- 1月19日
- 読了時間: 4分
更新日:1月27日

ALC(パワーボード)とは?
ALC(エーエルシー)とは、Autoclaved Lightweight Concrete(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の略称です。
住宅用外壁材としては、旭化成建材の「パワーボード」が代表的で、熊本県内でも戸建住宅・賃貸住宅で多く採用されています。
パワーボードは、ALCが持つ優れた性能を木造住宅でも活かせるよう開発された、木造住宅専用の外壁材です。37mmという厚みを持つことで、他の木造用外壁材と比べて高い性能を備え、建物に重厚感や高級感を与えてくれます。
また、気乾比重0.6という軽量性により、木造の構造体への負担が少ない点も大きな特徴です。
こうしたパワーボードの性能は、木造住宅における30年以上の採用実績によって裏付けられています。
パワーボードの優れた性能
パワーボードは、ALCの特性を活かしながら、 木造住宅の外壁として求められる性能をバランスよく備えた外壁材です。
耐久性
パワーボードは経年変化に強く、とても安定した素材(トバモライト結晶)で構成されています。 乾燥収縮率や熱膨張率も小さく、反り・たわみ等の変化が起きにくい材料です。

防火性
パワーボードは、火や熱に強いコンクリート系の外壁材です。無機質の珪石を主原料としており、炎や高熱を受けても発火せず、煙や有毒ガスも発生しません。さらに、内部にある細かな気泡が熱の伝わりを抑え、優れた断熱性を発揮します。

断熱性
内部に無数の気泡を持つ構造により、 外気の熱を伝えにくく、室内環境を安定させやすい特性があります。
夏の暑さや冬の冷え込みをやわらかく抑え、住まいの快適性に寄与します。

遮音性
パワーボードは、音の反射が大きく音を通しにくい素材です。 さらに壁体内に伝わった音は、37ミリの厚さ内に無数にある独立気泡が吸収するため さらに遮音効果を発揮し、室内への音の侵入を低減します。

意匠性
コンクリート系特有の質感とパネルの厚みで、 木造住宅の外壁に重厚感のある、落ち着いた雰囲気を作り出します。 標準パネルに加え、デザインパネルがあり、組合せにより多彩な外観を創造できます。 塗装によって印象を整え直すことができる点も、長く住み続けるうえでの魅力です。
ALC外壁の注意点
ALCは高性能な外壁材ですが、 素材そのものに防水性はありません。
外壁としての防水性能は、
表面の塗膜
目地(シーリング)
によって確保されています。
そのため、塗膜やシーリングが劣化すると、 雨水が浸入しやすくなり、ALC本体や下地に負担がかかる可能性があります。
この点が、ALC外壁において 定期的な塗り替え・メンテナンスが重要とされる理由です。
「パワーボード」正規代理店として
弊社は、旭化成建材の住宅用ALCパネル「パワーボード」を扱う正規代理店です。
これまで熊本県内を中心に、多くの戸建住宅でパワーボードの施工に携わってきました。
パワーボードは、素材そのものの性能が高い外壁材ですが、その性能を最大限に引き出すためにはALCの特性を理解した対応が欠かせません。
私たちは、
パワーボードの構造・特性を理解したうえでの施工提案
建物に合わせた納まり・仕様の調整
将来のメンテナンスまで見据えた外壁計画
といった、ALCを熟知しているからこそできるご提案を大切にしています。
計画段階からのご相談にも対応しています
「パワーボード」は、施工段階だけでなく、計画段階での判断が、その後の仕上がりや維持管理に大きく影響します。
弊社では、一般のお施主様からのご相談に加え、ビルダー様・工務店様・設計事務所様からのご相談にも対応しています。
木造住宅でALC外壁を検討している
パワーボードの納まりや仕様について確認したい
外壁材選定の一つとしてALCを比較検討したい
といった内容でも、お気軽にご相談ください。

▸ALC(パワーボード)の塗り替えについては以下のトピックスで解説しています。
その他の性能や専用塗料、パネルのデザインなどの詳細は、ヘーベルパワーボード(旭化成建材)の公式ホームページをご確認ください。
下の画像をクリックすると、公式サイトをご覧いただけます。

