【トピックス】ALC(パワーボード)の外壁には、素材特性を考えた塗り替えがおすすめ
- fuziproof
- 1月19日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前

ALC(パワーボード)とは
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)は、高温高圧蒸気養生によって製造される軽量気泡コンクリートです。住宅用としては、旭化成建材の「パワーボード」が代表的で、熊本県内でも戸建住宅を中心に多く採用されています。
ALCは、軽量でありながら耐久性・断熱性・遮音性・防火性に優れた外壁材である一方、素材自体が多孔質で水を含みやすいという特性を持っています。この特性を正しく理解することが、塗り替えを成功させるための前提条件となります。
また、パワーボードは、工場塗装品ではなく新築時の現場で塗装される外壁材です。
そのため、塗り替え工事でも適切な仕様と手順を踏むことで、新築時のような仕上がりや質感に近づけることが可能です。
▸ALC(パワーボード)について詳しくは以下のトピックスで解説しています。
ALC(パワーボード)外壁の塗り替えで起きやすい問題点
ALC(パワーボード)外壁の塗り替えは、一般的な窯業系サイディングと同じ考え方で進めてしまうと、思わぬトラブルにつながることがあります。
ALCは防水性を素材自体に持たず、
表面の塗膜
目地やサッシ取り合い部分などのコーキング
によって防水性能が保たれています。
そのため、
ALCに適していない塗料を使用する
透湿性を考慮せず、塗膜で完全に塞いでしまう
といった施工を行うと、
塗膜の膨れ・剥離
内部に水分が滞留することによる劣化促進
といった問題が起こりやすくなります。
ALCの塗り替えでは、塗料の耐久年数やグレード以上に、「ALCに適しているかどうか」が重要になります。

パワーボードの外壁塗装には「推奨塗料」をおすすめしたい理由
パワーボードの外壁の塗り替えでは、メーカーが推奨する仕様・塗料をベースに施工計画を立てることが重要です。
パワーボードの推奨塗料には、
ALCの吸水性を前提とした下地適性
防水性と透湿性のバランス
塗膜の柔軟性による追従性
といった、パワーボード特有の条件を満たす設計がされています。
単に「高耐久」「高グレード」といった理由で塗料を選ぶのではなく、パワーボードという素材に合わせて設計された塗料かどうかが、塗り替え後の安定性に大きく影響します。
パワーボードの推奨塗料の種類と特徴
パワーボードの外壁の塗り替えで使用される代表的な推奨塗料には、以下のような種類があります。
【グランロック】
花崗岩をイメージして造られた高級感のある高耐久性仕上げ塗材です。 ダイナミックかつ自然石風の趣ある意匠を形成します。

【イベリアン(TL)】
高級感ある御影石調が美しく、優れた耐候性・防汚性を発揮します。重厚優美な多彩色で、深みがあり、個性あふれる外観を作りだします。

私たちだからできる、ALC(パワーボード)塗り替えのご提案
弊社は、旭化成建材のALC(パワーボード)正規代理店として、
ALCの素材特性
メーカー推奨仕様
実際の施工現場での注意点
を踏まえた塗り替え提案が可能です。 また、弊社には建築士と施工管理技士も在籍しており、外壁塗装という枠にとらわれず、建物の構造や納まり、劣化状況を踏まえたうえで、ALC外壁にとって無理のない塗り替え計画を検討することが可能です。
パワーボードの外壁の塗り替えでは、
どの塗料を使うか
どの工程を省かずに行うか
といった一つひとつの判断が、仕上がりと耐久性に直結します。
パワーボードの住宅の塗り替えを検討する際は、価格や耐久年数表記だけでなく、素材の特性を理解したうえで、どのような施工計画が立てられているかを確認することが大切です。
本トピックスと弊社の施工事例が、その判断材料のひとつになれば幸いです。
