【トピックス】木造住宅の耐震診断|現地調査から結果報告の流れ・補助金活用ガイド
- 4 時間前
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熊本市をはじめ、熊本県内にお住まいの皆さん、耐震診断をご存じですか?
耐震診断とは、地震が起こったときに建物が揺れに耐えられるかどうかを調べる専門的な評価で、図面の確認や現地調査をもとに診断結果を導き出し、必要に応じて補強や改修の検討につなげることができます。
弊社では耐震診断だけでなく耐震改修工事まで一貫してサポートしており、熊本市および近郊の木造住宅で200件以上の診断実績があります。
木造住宅における耐震診断の必要性
熊本地震もそうですが、日本各地で大きな被害をもたらす地震が起きています。
地震による怪我や死亡の多くは、家屋や家具の倒壊によるものだそうです。
また、家屋が倒壊すると避難する人の通行を妨げたり、緊急車両が通れなくなって救助が遅れる可能性があります。さらに、住宅が密集している地域では、隣の家や通行人を危険にさらしてしまうこともあります。
こうした、いざというときのリスクに備えて、まずは耐震診断で自分の家の強さを確認することが大切だと考えます。
そして、耐震診断により耐震性能に不安がある場合は、耐震改修工事を行うことをおすすめします。
■ 耐震診断をすることのメリット
今の住まいの安全性を客観的に把握できる
地震被害リスクを事前に確認できる
補助金を活用した耐震改修計画が立てやすい
家族が安心して暮らすことができる

まずは耐震診断で今の住まいの安全性をしっかり確認しておくことが、家族を守る第一歩です。
耐震診断の流れ|現地調査から結果の報告まで
耐震診断は、耐震診断士がお住まいに伺い、建物を調査し、地震に対する強さを「上部構造評点」という数値で評価するものです。
■ 申請時(調査当日)までにご準備いただきたいこと
事前に以下をご確認いただけると、診断がより正確かつスムーズになります。
旧耐震基準の住宅かどうかの確認
昭和56年(1981年)以前に建てられた住宅は旧耐震基準に該当します。
建築年は図面や確認済証に記載されています。ご不明な場合は調査当日確認いたします。
図面・確認済証
新築時やリフォーム時の図面(間取り図など)があると助かります。
また、図面があることで耐震診断費がお安くなる場合もございます。
天井裏への進入口の確保(1階・2階共)
天井裏の調査を行うために必要です。多くの住宅では、押し入れ(天袋)上部やユニットバス上部に進入口があります。数カ所ある場合は各入り口を教えていただけると助かります。
また、脚立を立てたり、人が入るスペースを確保するため、周辺の荷物移動にご協力いただけると助かります(無理のない範囲で結構です)。
床下への進入口の確保
床下の調査を行うために必要です。多くの住宅では、畳下やキッチンの床下収納庫から進入することが可能です。畳上や床下収納庫内の荷物移動にご協力いただけると助かります(無理のない範囲で結構です)。収納庫の取り外しや畳の対応は弊社で行います。
■ 調査当日の流れ
当日は耐震診断士を含む2~3名で訪問し、建物外部、内部の天井裏・床下・各部屋を含めて建物全体を調査します。
主な確認内容は以下の通りです。
建物の規模・形状
筋交いの位置・量(主に天井裏から確認)
劣化状況(外部含む)
構造部材の状態
図面との照合(図面がない場合は間取り図等簡易な図面作成から行います)
耐震診断の方法には2種類あり、所要時間は一般診断法で約2時間、精密診断法で約3~4時間が目安となります。


■ 診断結果のご報告
調査後、上部構造評点を算出し、報告書を作成します。
調査日からご報告までのおおよその目安は、以下の通りです。
補助金制度を利用しない場合:約2週間
補助金制度を利用する場合:約1か月程度
報告時には、耐震診断士が改めて訪問し、診断結果をご説明します。
あわせて、
今後の対応の考え方
耐震改修を行う場合の流れ
利用できる補助制度について
もご案内いたします。
無理に工事をおすすめすることはありませんので、まずは現在の住まいの状態を知ることから始めていただければと思います。
診断結果の見方
耐震診断の結果は、上部構造評点という数値で示されます。
これは、建物の耐震性能を表す指標です。
上部構造評点の目安
1.5以上~ | 倒壊しない |
1.0以上~1.5未満 | 一応倒壊しない |
0.7~1.0未満 | 倒壊する可能性がある |
0.7未満 | 倒壊する可能性が高い |
耐震診断では、この評点に基づき4段階で評価します。
「倒壊しない」「一応倒壊しない」と評価された場合は、耐震性があると判断されますが、「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と評価された場合は、大地震によって大きな被害が生じる可能性があるため、耐震補強による対策が必要となります。
耐震診断は、人命保護に重点を置き、大地震時に倒壊しないための耐震性を確保することを目的としています。
※耐震診断の上部構造評点1.0以上は耐震性の目安を示すものであり、建築物が倒壊しないことを必ずしも保証するものではありません。地震の規模やその時の地盤・建物の状態よって、異なる場合があります。
耐震診断後の流れ|補強計画設計から耐震改修工事まで
耐震診断の結果をもとに、「どこをどのように補強するのか」を具体的に検討し、補強計画・設計を行います。補強内容や工事方法、概算費用をご説明し、ご納得いただいたうえで、必要に応じて耐震改修工事へと進みます。
もちろん、耐震診断のみのご依頼も可能です。診断結果のご報告時に、今後の流れや補助金制度の活用についてもあわせてご説明いたします。
弊社では、耐震診断から補強計画・設計、耐震改修工事までワンストップで対応しております。一貫して関わることで、診断時の状況と施工の内容にズレが生じにくく、安心してお任せいただける体制を整えています。
👉 耐震改修工事についての詳細はこちら(Coming soon)
補助金制度の活用について

熊本市をはじめ、熊本県内の各自治体では、耐震診断に活用できる補助制度が用意されています。制度の内容や補助額、対象条件は自治体ごとに異なりますが、制度を活用することで自己負担を抑えて診断を受けることが可能です。
なお、補助金には申込期間や募集件数の制限があります。時期によって受付状況が変わるため、現在の補助制度の詳細については、各自治体または弊社までお気軽にご相談ください。
👉 耐震事業に関する補助金についての詳細はこちら(Coming soon)
よくある質問(FAQ)
Q. 現地調査はいつ行い、どのくらいの時間がかかりますか?
現地調査は平日(月~金)に実施しており、調査の多くは午前中に行っております。日程については事前に調整させていただきます。
また、所要時間は一般診断法で約2時間、精密診断法で約3~4時間が目安です。
Q. 調査では家の中に入りますか?
建物の状況を確認するため、室内の各部屋および天井裏・床下を調査させていただきます。
床下点検口や天井点検口の開閉、室内ドアの出入りなどが多くなるため、逃げてしまう可能性があるペットを飼われている場合は、事前にお知らせいただけますようお願いいたします。
Q. 家が散らかっているのですが大丈夫ですか?
基本的には問題ありません。大がかりな片付けは必要ありませんので、ご安心ください。
ただし、天井裏や床下の進入口(点検口)の周囲については、調査のため進入できる状態にしていただく必要があります。重い荷物を無理に動かしていただく必要はありませんが、可能な範囲での荷物のご移動にご協力をお願いいたします。
ご不安な場合は、日程調整時などにご相談ください。
Q. 建築時の図面がなくても大丈夫ですか?
図面がなくても耐震診断は可能です。
現地調査にて建物の状況を確認し、間取り図等を作成しながら調査を行います。そのため、通常よりもお時間をいただく場合がございます。
図面がある場合は、耐震診断費がお安くなる場合もございますのでお持ちでしたらご準備ください。
Q. 耐震診断の費用はどのくらいですか?補助金はありますか?
耐震診断の費用は、図面の有無、建物の規模や築年数などによって異なり、一般診断法か精密診断法かによっても変わります。
一般診断法の場合、弊社では15万円弱の価格帯となるケースが最も多くなっています。
また、熊本市をはじめ熊本県内の各自治体では、耐震診断に活用できる補助制度が設けられています。制度を活用することで、自己負担を抑えて耐震診断を受けられるケースが多くあります。
ただし、補助金には申込期間や募集件数の制限があり、時期によって受付状況が異なりますので、現在の補助制度の詳細については、各自治体または弊社までご相談ください。
👉 耐震事業に関する補助金についての詳細はこちら(Coming soon)
熊本市および熊本市近郊の皆さまへ
地震に備える第一歩として、まずは耐震診断から始めてみませんか。
補助金の活用や耐震事業の進め方についても状況に応じて分かりやすくご説明いたします。
耐震診断のみのご相談も歓迎しております。
熊本市および熊本市近郊で耐震診断をご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。


