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【耐震改修工事】熊本市|家族の未来の暮らしを支える耐震改修

18 時間前
読了時間: 5分
耐震改修工事|左:既存筋交い確認、右:筋交い金物施工
耐震改修工事|左:既存筋交い確認、右:筋交い金物施工

今回は、熊本市にある木造2階建て住宅の耐震改修工事をご紹介します。

昭和55年に建てられた旧耐震基準の住宅で、一般診断から補強計画・設計、耐震改修工事までを弊社で担当しました。

熊本市の補助事業を活用し、今後予定されている内装リフォームも考慮しながら、1階・2階あわせて17箇所の補強を行いました。


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物件概要

  • 所在地:熊本県熊本市

  • 建物種別:木造2階建て 戸建て住宅

  • 建築年:昭和55年(旧耐震基準)

  • 延床面積:約34坪

  • 屋根:瓦葺き(耐震診断上「重い建物」に分類)

  • 補強(工事)箇所:計17箇所(1階 11箇所/2階 6箇所)

  • 工期:約2週間半

ご相談の背景/耐震診断で分かった建物の状態

春頃に耐震についてご相談をいただき、まずは建物の状態と耐震性能を確認するため、一般診断を行いました。

本物件は、昭和55年に建てられた旧耐震基準の木造住宅になります。

屋根は瓦葺きで、耐震診断では「重い建物」に分類されるため、屋根の重量も考慮して建物の耐震性能を確認しました。

診断の結果、施工前の上部構造評点は0.5未満で、大きな地震が発生した際に「倒壊する可能性が高い」と判定されました。

この結果を踏まえ、熊本市の補助事業を活用し、補強計画・設計から耐震改修工事まで進めることとなりました。

今後の内装リフォームを見据えた補強計画

今回の計画では、住まいの耐震性を高めるとともに、お客様が今後考えられている内装リフォームにも配慮しました。現在の建物の状態だけでなく、将来のリフォーム内容も踏まえ、補強する位置や方法を検討しています。

また、補強計画・設計を進めていた工事着手前に、令和8年の熊本地震が発生しました。

幸い、ご家族の皆様にお怪我はなく、建物にも大きな被害が見られなかったため、安心しました。

工事内容について|耐震改修工事

今回の耐震改修では、筋交いと構造用合板による壁の補強を1階11箇所、2階6箇所の計17箇所行ないました。


解体時に確認できた既存の筋交いを活用

工事で壁を解体した際、調査・診断時には確認できなかった既存の筋交いが見つかりました。

当初、筋交いを新設する予定だった箇所についても、現場で確認した状態を踏まえ、既存の筋交いを活用できる部分は活用して補強しています。

壁の内部は、筋交いセンサーを使ったとしても、診断時の調査だけではすべてを確認できないこともあります。

そのため、解体後の状況を確認しながら、計画と現場の状態を照らし合わせて工事を進めました。


耐震改修工事|左:既存筋交い確認、右:筋交い金物施工
耐震改修工事|左:既存筋交い確認、右:筋交い金物施工

既存の内装になじむよう、解体と復旧に配慮

補強に伴う解体は必要な範囲にとどめ、解体の必要がない部分はできるだけ残す方針で工事を進めました。また、復旧する部分ついても、既存の内装との違和感ができるだけないように配慮して進めました。

天井の一箇所に、木の自然な形や質感を活かした見切り材が使われていました。

その部分は解体せず、既存の状態を残し、補強工事を行いました。

耐震性を高めるとともに、住まいの表情をできるだけ残すことも大切にしました。


木の自然な形や質感を活かした見切り材を残しつつ、その他の部分を丁寧に解体下様子
木の自然な形や質感を活かした見切り材を残しつつ、その他の部分を丁寧に解体しました

ご不在時の工事も、メッセージで進捗を共有

今回の工事は、お客様が日中ご不在の中で進めることとなりました。

現場で直接お話しする機会が限られるため、メッセージでのやり取りを活用し、工事の進捗を共有しながら施工しました。

ご不在の間も工事の状況を把握していただけるよう、連絡を取りながら、特に大きな問題等も無く、約2週間半で工事を終えることができました。


耐震改修工事|構造用合板施工後の様子
耐震改修工事|構造用合板施工後の様子

施工後の変化

補強内容を反映した評価では、施工後の上部構造評点は1.0以上となりました。

  • 施工前:0.5未満

  • 施工後:1.0以上

施工前の「倒壊する可能性が高い」という判定から、施工後は「一応倒壊しない」という判定になりました。

※「一応倒壊しない」は耐震診断上の判定であり、地震による被害が生じないことを保証するものではありません。実際の被害は、地震の規模や揺れ方、地盤の状態などによって異なります。

今回の工事では、筋交いと構造用合板による補強で耐震性能を高めるとともに、既存の筋交いや内装の意匠をできるだけ活かしました。今後の内装リフォームも見据え、家族の暮らしを支える住まいづくりにつなげています。


縁側における施工前後
縁側における施工前後(見切り材から奥が新規天井)

コメント

耐震改修工事では、診断結果をもとに補強計画を立てることに加え、解体後に分かる建物の状態にも丁寧に対応することが大切だと考えます。

今回は、現場で確認できた既存の筋交いを活用し、天井の見切り材などにも配慮しながら工事を進めました。

これからリフォームをお考えの方も住まいの耐震性をあわせて確認することで、今後の工事を見据えた計画を立てやすくなります。

弊社では、耐震診断から補強計画・設計、耐震改修工事まで、住まいの状態やご希望に合わせてご相談を承っています。

こんな方に参考にしていただきたい施工事例です

  • 熊本市で木造住宅の耐震改修を検討している方

  • 旧耐震基準で建てられた住宅にお住まいの方

  • 内装リフォームとあわせて耐震改修を考えている方

  • 既存の内装や住まいの雰囲気をできるだけ残したい方

  • 補助事業を活用した耐震改修について相談したい方


耐震診断から耐震改修工事についてのご相談はぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

\ご相談やお見積り依頼はお気軽に/


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