【耐震改修工事・内装リフォーム】宇土市|補助金を活用して性能と快適性を同時に向上した住まい
- 4 時間前
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今回は宇土市にて実施した、耐震改修工事と内装リフォームの施工事例をご紹介します。
昭和期に建てられた木造住宅に対し、補助制度を活用しながら安全性の向上と住環境の改善を同時に行ったケースです。
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物件概要
所在地:熊本県宇土市
建物種別:木造 2階建て(戸建て住宅)
建築年:昭和53年(旧耐震基準)
延床面積:約31坪
工事内容:耐震改修工事・内装リフォーム
ご相談の背景/耐震診断で分かった建物の状態
本物件は、現在の耐震基準が制定される以前に建築された、いわゆる旧耐震基準の住宅です。
万が一の地震に備え、住まいの安全性に不安を感じられていたことから、ご相談いただきました。
まずは現状の耐震性を客観的に確認するため、宇土市の戸建て木造住宅耐震診断事業を利用し、精密診断を実施しています。
診断の結果、上部構造評点は0.47という数値となりました。
これは、地震時の倒壊リスクが高い水準にあることを示しています。
上部構造評点は住宅の耐震性能を数値化した指標であり、一般的に1.0以上が一つの目安とされ、これを下回る場合には、補強による性能向上を検討することが望ましいとされています。
こうした結果を受け、宇土市の耐震改修に関する補助制度を活用しながら、補強計画の立案および改修工事の実施をご提案しました。
耐震診断の必要性や耐震改修工事までの流れについて詳しくは以下のトピックスで解説しています。
工事内容について|耐震改修工事・内装改修工事
耐震改修工事
今回の耐震改修では、耐震診断の結果を踏まえ、上部構造評点を1.0以上まで引き上げることを目標に補強計画を策定しました。
耐震補強は単純に壁量を増やすだけでは十分ではなく、耐力壁の配置バランスも性能に大きく影響します。そのため本計画では、必要な壁量の確保に加え、建物全体のバランスを考慮した配置となるよう調整を行っています。補強箇所は、1階・2階を通して合計10箇所となりました。
主な施工内容は以下の通りです。
筋交いの新設および既存筋交いの補強
柱頭・柱脚への接合金物の設置
構造用合板による面材補強
これらの補強により、不足していた耐力要素を補い、建物全体の耐震性を高めています。


耐震改修工事は、お住まいになりながらの施工となるケースが多く、今回も生活への影響をできるだけ抑えながら工事を進めました。
工事範囲や工程を細かく区切り、順次補強を行うことで、日常生活への負担を軽減しています。
なお、当初はもう少し長い工期を想定していましたが、工程を調整しながら進めた結果、内装改修工事も含めて約3週間で工事を完了することができました。
耐震改修では、建物全体の壁を解体するのではなく、補強が必要な箇所を選定して施工を行います。そのため、部分的に仕上げが変わる箇所が生じる場合がありますが、見た目への影響を抑えたい箇所については、解体範囲を最小限にとどめるよう配慮しています。
内装改修工事(天井張替え工事)

今回の工事では、耐震改修に伴い和室の天井を一部解体する必要がありました。
そのため、この機会に内装もあわせて見直し、和室2部屋の天井張替え工事を別途行っています。
1階和室(居間)
既存の天井は経年の日焼け等により変色し、全体的に暗い印象となっていたため、明るい色合いの板張り天井へと張り替えを行いました。
2階和室
1階の天井と同じく、既存の天井が経年の日焼け等により変色していました。
こちらも元々は板張りでしたが、クロス仕上げへ変更しています。
色味が濃い茶色から白系へと変わったことで、室内全体が明るい印象へと大きく変わりました。


施工後の変化
耐震改修工事後、再度評価を行った結果、耐震診断時に 上部構造評点0.47 だった建物は、耐震性の目安となる評点1.05 まで性能を向上させることができました。
これにより、震度6強程度の地震でも「一応倒壊しない」住まいとなりました。
(※上部構造評点の「1.0」という評点は最低基準の耐震強度となります。 「一応倒壊しない」という結果ですが、地震の規模やその時の地盤の状態によっては異なります。)
今回の耐震改修では、構造面の補強により建物全体の安全性を高めるとともに、和室の天井張替えを行ったことで、空間の印象も大きく改善されました。
耐震補強に伴う解体をきっかけに内装まで見直したことで、これまで経年により暗くなっていた室内が明るくなり、見た目にも変化を感じていただける仕上がりとなっています。
また、補強計画は必要な箇所に絞って行っているため、間取りを変えることなく耐震性を向上させており、生活スタイルを維持したまま安心感を高めることができました。
機能面だけでなく、住まいとしての快適性もあわせて改善されたことで、お客様にも変化を実感していただける結果となりました。
コメント
耐震改修工事は、建物の状態や耐震診断の結果によって、必要となる補強内容や工事規模が変わります。
今回は、耐震診断(精密診断)で現状を数値として把握したうえで、補強箇所を必要な部分に絞り、間取りや使い勝手を大きく変えずに耐震性を高めました。
耐震改修を検討する際は、診断結果をもとに、無理のない方法を選ぶことが大切です。
こんな方に参考にしていただきたい施工事例です
宇土市で耐震改修を検討している方
昭和56年以前に建てられた木造住宅にお住まいの方
耐震改修工事と一緒に内装リフォームもご検討の方
補助金を活用した耐震診断・補強計画・耐震改修工事について知りたい方
耐震診断から耐震改修工事についてのご相談はぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
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